honagsuki’s blog

シュタイナー傾倒中

使命

ルドルフ・シュタイナーの社会思想は、百年の歳月を経て高橋巖によって私の生命において蘇生しました。その使命にふさわしい人間でありたいと願います。

ポンコツ

今がどれほどポンコツでもむしろポンコツであればこそ、この自分にしかできない何かが必ずある。 それが目立たずどれほどささいに見えようとも、大切なものほどむしろ外からは理解されないものだし、価値のあるものほど時間をかけてこそ得ることのできるもの…

祝福

理想と希望を自らが創造して、まさにその自らの理想と希望に人生を捧げる覚悟のある人は無上の祝福を享受するのですね。 これ以上の幸福など想像することも出来ません。

宗教と政治について

宗教組織が政治活動をすることに嫌悪を感じる人がいることはよく理解できる。しかし、問題の本質はそれがどのような宗教なのかということだと思う。 結論を言えば、国家主義や民族主義と結びついた宗教が何時の時代も必ず悪さをする。本来、信仰心と民主主義…

新しい時代の萌芽

この時代の闇に深く飲み込まれ抑圧や虐待や弾圧を受けて生きる人の人生と運命にそこ、新しい時代の萌芽は既にいきづいている、たとえ今はまだ本人がそのことに気付かないとしても。

難解なブログ「危機」

安倍晋三という政治家は政治悪の権化なのか、それとも戦後保守本流の最後の巨星だったのか。 この政治家を認めるか否定するかによって私たちの社会の底流におおきな裂け目が存在していることを私たちは目の当たりにした。 権力者と搾取される者、あるいは抑…

信仰と戦争

ひとりの信仰者として言うなら、戦争は宗教によって引き起こされるのでなく反対に信仰がいたらなかった為に起きたのだということになる。 その意味で戦争を阻止できなかったのは宗教の責任だとの責めは全く正しく、信仰者が背負わなけれならない十字架だろう…

突き詰めて言えば、人間とは此の世で唯一無二の「無から有を産む」ことのできる存在。 だからその為には自由意志が前提になる。 自由意志は愛の前提でもある、何かに強制されたものを愛とは呼べないと思う。

宗教判別の一例

分かりやすい例では。 指導者が自らを「仏」や「神」「キリストの再来」だと主張する。 結果的に指導者の交代が、世襲つまり配偶者や子供に限られる。 金銭を寄付すれは、救済されると主張する。

難解なブログ「三島由紀夫の遺作」

三島由紀夫の遺作「豊穣の海」4部作の主題が「大東亜戦争」なのではないかと気がついたとき、鳥肌が立った。 それは、私の想像を絶する驚愕の大東亜戦争論だった。 小説、それも三島由紀夫の小説としてしてしかあらわし得ないような何かだった。 私ごときが…

社会の未来

この社会の変革を目指すのなら、まずはこの共同体を理解しなければいけない。 そして、この共同体を理解するためにはこの共同体を深いところで信頼して、自らが心をひらかなければならない。 その時、私たちのこの共同体の運命を感じ、未来にどんな可能性が…

ニーチェの本能

ニーチェがたとえば「本能」という時、私たちが同じ言葉を使うときとは異なるニュアンスをともなっている。 だからニーチェを読む人はきっと本能や、権力への意志などの彼の思想の重要な概念にある違和感を感じるのではないだろうか。 このニュアンスの違い…

矛盾

自分に愛着してどこまでも自分に依存して、自分のために生きる。 自分を憎悪してどこまでも自分を否定して、自分のためになど生きたくない。 このどちらも、大切な大切な「自分自身」なのですね。 どちらかひとつが欠けても、全てを失うと思う。

難解なブログ「未来の経済」

私たちのこのネオリベ化した社会は一言で言えば「結局はお金が全て」ということかな。 お金を「経済」と読み換えると、これはマルクス主義の基本概念と同じことになるのか。 これを、反対の一致というのかな。 生活を「お金=経済」から救済しようとするのな…

事実

みんな宗教は嫌いだ、その気持ちは本当によく分かるよ。関わり合いになりたくないよね。宗教者には、話しをしても通じないし自分達だけは正しいと思い込んでるし、何より入れ入れとうるさいしね。 宗教なんて、時代おくれどころか時代錯誤の狂気にしか見えな…

難解なブログ「失われた救済の力」

記憶に障害があると、自分が何を忘れたのかを忘れてしまう。思い出せないのではなく、それは失われてしまう。 その意味で、私たちは信仰を忘れたり乗り越えたりしたのではなく、まさに失ってしまった。 だから、信仰(宗教でなく)を再び体験して信仰への認…

死と病

キリスト・イエスがゴルゴタの丘でのあの死から、その身をもって復活を遂げたということは。 私たち人間一人ひとりが、キリスト教徒であるかないかなどに関わらず「死と病」を克服することができる可能性を得たことを示したのですね。 ついに、私たち人間は…

進化

この宇宙の全ては、ひとりの人間にちり一つ残さず込められている。ひとりの人の自由意志は全存在と分かち難く結びつき、それは自然法則を創造するあの「力」と明らかに同質のものである。 原初から、時代も民族も文明もこえてよく知られていたこの事実を私た…

難解なブログ「神殺しのニーチェ」

ニーチェが「神を殺した」人であることはあまりにも有名。しかし、彼が殺したのは私たちがイメージする「神」ではなく、あの十字架の死から身をもって復活を遂げた「神」なのだということ。 だから、ニーチェのしたことはとても人間業とは思えないことなので…

責任

例えばジャニーズでの子供への虐待に限らず、学校や社会でのイジメや、家庭内虐待やDVも。 私たちはどう対応していいのかが全く分からない。 せいぜい第三者委員会なるものを設けて、誰かに責任を押し付けてバッシングやネットリンチでもして自分は「第三者…

没落

私たちの現実の政治的姿勢は、理念や理想はもとよりすでにあのイデオロギーさえも失っている。そして、金銭的権力を政治の本質だと思っている。 それは、たしかに間違った思想やイデオロギーに取り憑かれるよりマシなのかも知れないけど。 権力を政治の本質…

国境について

自然科学や芸術の世界では、国境は元から存在しない。今日の経済活動にとっても国境は誰の目にも明らかなように障害でしかない。例えば、最近の闇バイトなど犯罪形態を見るまでもなく、法治システムにとってさえ国境は今や考えうる最大の欠陥であるのではな…

大学

東大、京大、早慶などの大学が撒き散らすあの硬直して驚くほど何の役にも立たない「思考習慣と教養」は、この社会の生命力を奪っている。学校で教わったことや、その古臭くて使えない「理性」と合理主義をいくらこき使ってもがいても、自分を変容することな…

難解なブログ「古い思考習慣」

ある人は神を創り出したのは人間だ、人間の願望だと言った。たしかにそうなのかも知れない。 しかし、はっきりしているのは「自然科学」を創り出したのが私たち人間であるということだ。 だから、私たちはそれを科学的だと信じている自らの思考習慣にとらわ…

ヨハネによる福音書と妙法蓮華経

大乗仏教と四福音書、そしてなにより法華経とヨハネ福音書についてはその根幹精神はほとんど完全に一致していることに最近気がついてきました。 文献学的には福音書は仏典の影響を受けているとも言われるようですが、むしろ例えば法華経はヨハネ福音書のキリ…

難解なブログ「普通選挙と民主主義」

ネオ・リベラリズムの確立した国では、資産家や巨大金融資本などの支配者たちは恐らく例外なく「議会制民主主義」を賛美し、そのシステムを守るためにあらゆる手段を用いている。 その意味を、一度よく考えてみるべきなのかもしれない。 議会制民主主義は絶…

AIについて

テクノロジーも法律も国家体制や世界市場経済さえも、突き詰めればそれを創造し「利用」する「人間」次第なのですね。制度を変えても、テクノロジーを規制しても、人間が変わらなければモトノモクアミなのですね。

ニーチェ、シュティルナー。そして運命。

この世を創造したのは、神なのかそれとも他の何かなのか知らないけど。 自らのこの「運命」の創造主が自分自身であることだけは確かだ。 少なくとも、ニーチェやマックス・シュティルナーなどの先達はそのことを確信していたと思う。

それは「師」と古くから呼ばれている。

私はいつも大切なことを忘れる、しかしそのことよりも重大なのは。その「忘れていることに気が付かない」という現実。 その現実に気づき、乗り越えるための帰るべき地点が必ずあるはず。 それは「師」と古くから呼ばれている。

社会と人

人間は社会のために生きる、のではない! 社会は私たち一人ひとりの生きざまの、ひとつの結果にすぎない。 人間こそが、良くも悪くもこの社会の創造主だということ。 だから、社会を見るのではなく一人ひとりの人間をみることだ。 人間が自分自身を変えるこ…